アーティスト×こども

ちょいレポ!

ちょいレポ!

     横浜トリエンナーレ2011の会場のひとつである「新・港村」にアーティストの磯崎道佳さんに

会いに行ってきました。

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IMGP0557.jpg磯崎さんの「パラシュートとマキオ」は、2001年のニューヨーク滞在時から現在まで形を変えながら継続している参加型プログラム。 手紙の持つシンプルな故に力強いコミュニケーション能力に焦点を当て、まだ会ったことの無い未見の相手とのコミュニケーションをテーマにしています。

 先の「トヨタ子どもとアーティストの出会い in 高知」(2011年10月20日)においても、まさに手紙の持つ力を借りて、2013年度に統合する2つの小学校の生徒がお互いに「一緒になった未来の自分たちに向けて」と題して書いた手紙をパラシュートにくっ付けて、大空にマキオを飛ばし、その口からお手紙をまきました。これから同級生になる生徒たちが、手紙を拾い合い、少し早めの親睦を図りました。

 10月中旬には東北の被災地においても「お手紙付きパラシュート」をまいたとのこと。

横浜でも来場者が気軽に参加できるようテーブルにお手紙とパラシュートの材料が置いてあり、どこの誰が私の手紙を拾って読んでくれるのかな、と想いをはせながら私もお手紙を書きました。

 

 

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 昨日8月20日(土)に調布市にあるせんがわ劇場に「かなでるカラダ」を

見に行ってきました!

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これは、体操家・ダンスアーティストの新井英夫さんと公募で選ばれた19人の

小学3~6年生の子どもたちが10日間ワークショップを通して創作したオリジナル

ダンス作品の公演です。

ダンスは、楽器がわりのお鍋や木端をたたくリズムに合わせ、

ペアになって鏡のダンスをやったり、グループになって身体の一部を

くっつけて面白い形をつくってたり。

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観客席からの飛び入りおばあちゃんのノリの良さにも驚きました。

暗闇の中で豆電球を持ちながらのパフォーマンス、それを映像にとって瞬時に再生して見る

というパフォーマンスも初めてで刺激的でした。

衣装も凝っていて持ち寄った古着をペインティングしたもの。顔のペインティングと

とてもマッチしていました。

夏休みの10日間ワークショップを通して子どもたちは何を感じたのでしょうか?

普段の生活では経験できないことを体験したことは、確かです...


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                                                                                                                写真撮影:鹿島聖子

今後もパフォーマンスキッズ・トーキョー※から目が離せないですね!

近々では、8月28日(日)15:00から吉祥寺シアターにて

振付家・ダンサーの鈴木ユキオさんと子どもたちによる『JUST KIDS』が

あります。乞うご期待!!!

 

パーフォーマンスキッズ・トーキョーとは・・・

ダンスや演劇のプロのアーティストを学校やホールに派遣、約10日間

ワークショップを行い、子どもたちが主役のオリジナルの舞台作品を

つくるもの。

オフロスキー(NHK教育「みいつけた!」)で人気の小林顕作さんによる子どもも大人も楽しめる

絵本の読み聞かせイベントに行ってきました。

梅雨明けしたばかりとは思えないギンギンの日差し。身体が焦げてしまいそうな中、世田谷(東京)

のシアタートラムに入ると、そこは別世界。舞台に畳とちゃぶ台のセットが懐かしく、ほっとする気持ち

にさせてくれました。

小林顕作さんが読んだ本は下記。どれも子どもに大うけ。私のお気に入りは「とこやにいったライオ

ン」。小林さんは子どもの心をガッチリつかまえていましたね。途中、オフロスキーの数え歌を披露す

るなど、ノリに乗った子どもたちは席を立ち通路で踊ってました。その姿は本当に可愛かった。 

公演後は子どもたちにかき氷がふるまわれました。

今後も世田谷パブリックシアターのイベントに注目!ですね。

◇キウイじいさん 文=渡辺茂男 絵=長新太

◇しりとりのだいすきなおうさま 作=中村翔子 絵=はたこうしろう

◇ともだちや 作=内田麟太郎 絵=降矢なな

◇じゃがいもポテトくん 作=長谷川義史

◇とこやにいったライオン 作=サトシン 絵=おくはらゆめ

◇めっきらもっきらどおんどん 作=長谷川摂子 画=ふりやなな

◇きみの町に星をみているねこはいないかい? 作=えびなみつる

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 5月29日、岩手県大船渡市で開催されることになった「やっぺし祭り」のボランティアに参加しました。
 この「やっぺし祭り」は、大船渡市民の方と、出身者、そして県内外のアーティストが共同で作り上げた一大イベントです。
 話の発端は、未来芸術家遠藤一郎さんが、大船渡市の避難所で炊き出しのお手伝いをした際に出会った小学校の教頭先生の一言がきっかけとなったとのこと。 「何かおもしろい炊き出しができないだろうか・・・。」という何気ない会話をヒントに、その場にいた地元在住、地元出身者の方々と話し合い、その場で開催 することを決定したという。私はその直後に遠藤さんと会い、一連の経緯を聞かせていただき、お手伝いする約束を交わしたという次第です。
 直接的な被災のない地域の人間が、被災地でアクションを起こすということは、現状ではかなり難しく、「被災者の方々の為に何かできないか。」と思案し、 悶々とした日々を過ごされている方も少なくないと感じる今日この頃。まさかこの時期に、しかも地元の方々と一緒にイベントができるなんて・・・。

 
・やっぺし祭り前日

 今回のイベントは、普段から行われている「炊き出し」に加え、遠藤一郎さんをはじめとするアーティストによるワークショップ、そして、地元の伝統芸能、 散髪、マッサージなどなど、様々な催しが展開されることになっていました。また、被災地での芸術活動を支援する「アートNPOエイド」とも連携し、「炊き 出し」には、EAT&ARTのTAROさんを招き、趣向を凝らした料理を提供することも提案されていました。
 さて、そうしたお楽しみが盛りだくさんのイベントに、前日から入り、準備からお手伝い。
スタッフの滞在場所となっている公民館には、北は北海道から、南は愛媛まで、全国各地から、様々な職種の方々が集結していた。スタッフは、イベントの中心人物である、地元の消防士千葉善博さんと、地元の大船渡サポートネットワーク・センターで活動している石鍋博子さん(ワンピース倶楽部)そしてアーティストの遠藤一郎さんの指揮の下、看板を作ったり、ワークショップの仕込みをしたりと大忙し。学校祭の前日の様な、特殊な興奮状態に包まれる一夜を過ごしました。

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・やっぺし祭り本番その1〜炊き出し編

 翌朝、やっぺし祭り当日。
 私は、EAT&ARTのTAROさんのお料理のお手伝いからスタート。
 岩手名物「じゃじゃ麺」をパスタでアレンジした「じゃじゃパスタ」を考案したTAROさん。数名のスタッフと共に、約300食分の食材をザクザクと切り 分け、黙々と調理。北海道から送らせていただいたアスパラも、ベーコンと合わせて「アスパラベーコン」として楽しんでいただくことになった。

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 午前中いっぱいかけて仕込みを終わらせて、いよいよ会場となっている猪川小学校へ。既にプログラムがいくつか始まっているぞ!あわてて明快状の体育館へ足を運ぶと地元ミュージシャンによるホークソングライブの真っ最中。正にお祭り!

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 一方炊き出しのほうは・・・長蛇の列!!
 急いで「じゃじゃパスタ」の準備に取りかかるTAROさんとアートNPOリンク樋口さん、そしてスタッフ一同。地元の婦人会の方々にまぎれて、いよいよ 料理の提供開始。できあがった「じゃじゃパスタ」はというと・・・おぉ〜!とってもかわいらしい!味のほうは・・・うま〜い!
 訪れた方々は、この「じゃじゃパスタ」を物珍しそうに手に取り、モグモグ、そしてニッコリ!大成功!とにかく皆さん食べる食べる!
そして、一時間ほどであっという間に完売(無料)!予想以上の人出に、婦人会のマダム達に強力なバックアップをいただき何とか乗り切った!一同汗だくでした!

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・やっぺし祭りその2〜アートプログラム編

 炊き出しの後は、各プログラムのお手伝い。おもしろい催しが様々ある中、私は、餅つきと、綱引きと、鬼ごっこのサポートに入った。誰もが一度は経験した ことのあるこれらの催しは、大人から子どもまで楽しめる!何といっても子どもの笑顔が一番!前回被災地を訪問した際も感じたことですが、子どもたちの笑顔が社会にとってどれほど勇気を与え、大人のエネルギーとなることか、私も被災地に来てそのパワーと価値を改めて認識する機会でした。
 その後も、様々なプログラムが展開されたが、ひときわ目を引いたのが、郷土芸能の獅子踊りと剣舞。津波で衣装が流されてしまったとのことだが、周 辺地域の協力で、このやっぺし祭りでの披露が実現した。本来この踊りは、五年祭という大祭で披露されるものですが、震災の影響で今年は中止になったそう。
 私を含む県外から来た人たちにとっては、とても新鮮で力強い踊りとして映ったが、地元の方々にとっては、こうした見慣れた踊りこそ、一番の励ましになったのではないかと感じました。

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 そして、数あるワークショッププログラムの中でもトリを務めたのが、遠藤一郎さんによる連凧!参加者と一緒に一枚一枚の凧に未来へ向けたメッセージを書き、一つにつなげて飛ばす。
 グラウンドに一同が会して、約53枚、60メートルほどの長い連凧を参加者やスタッフみんなで持ちあげる。
「いくぞ〜!」
 遠藤さんの合図で一気に空に舞い上がる!それぞれの思いが未来に向かって羽ばたく瞬間。
「おお〜〜!」
 歓声が沸き上がり、連凧は、大空高く舞い上がった。ここ数ヶ月のいろいろな思いが、少し報われた思いを参加した皆さんと共有した瞬間でした。

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・やっぺし祭りを終えて まとめ

 さて、こうして第一回目のやっぺし祭りは無事終了。プログラム盛りだくさん!にぎわい満点!大成功!
 今回の成功の鍵は、やはり地元の方々の思いに寄り添って、想像以上の感動や、発見をもたらしたアーティストの存在が大きかったと考えています。内容もさることながら、人との触れ合いの機会や、思いを発散し、感動を共有する機会は少しでも多くあったほうがいい!!思いを募らせることはできても、思いを形にするのは、どんな時でも大仕事だです。
 関係者の皆さん、本当にお疲れさまでした!

(事務局 漆)
アートNPOフォーラムin鳥取レポート第二段!
遅ればせながらご報告いたします!!

さて、3日間に渡って開催されたフォーラムの二日目。
本日は、鳥取市中心部に位置する商店街を舞台に3つのワークショップが開催されました。
私は、「実物大・立体着せ替えハウス@サンロード・アーケード」に参加しました。
このワークショップのアーティストは、タカマスヨシコさんとおくやめぐみさんの二人の建築家によるワークショップ。建築をより身近に感じてもらう為に考案された「着せ替えハウス」を参加者みんなで作っていく何とも斬新なプログラムです。

はじめに、講師のお二人と参加者による自己紹介。
年齢層も、職業も様々。大人も子どもも一緒に参加です。
そして、街の中に作ってみたい建物のアイディアを描きます。皆さん考えることは十人十色。「街の中に友達と遊んだり、勉強する部屋が欲しい!」「移動式の東屋」「植物園の様な喫煙所」などなど、アイディアは様々。
かなり奇抜なアイディアが出て、参加者のテンションも最高潮。

「早速作りましょう!」
講師のお二人に導かれ、いざ商店街の中へ。
最初に、土台の作り方や、壁の張り方などを講師のお二人から指導を受けながら、一つの建物を造っていきます。
「こんな簡単な材料で建物ができるのだろうか・・・」一抹の不安をよそに、黙々と作業を続けると・・・。
あら不思議、かわいいお部屋が完成。「着せ替えハウス」だけに、骨組み以外は、用意された素材で自由に組み合わせ可能、壁や天井、建具も工夫次第で様々なアレンジができます。これは楽しい!!

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そして、グループ分けをして二つの建物を造ることに。
私のグループは、地場産品を販売する屋台をイメージした建物を建設することに決定。
まずは、骨組みを立ち上げて・・・。

壁の装飾を考えて・・・。

天井をつけて、屋台の看板をあしらうと・・・見事完成!
すぐにでも使うことができそうな屋台ができ上がりました。最後に「ピア〜マルシェ」というタイトルを付け一同大満足。

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別なグループはというと・・・

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なるほど、アイディア出しのときにあった「友達と遊んで勉強ができる部屋」ですね。街中に、秘密基地のように子どもが遊べる場所があったら、商店街も活気ができるかも。

と、いった感じでワークショップは無事終了。
短時間でしたが、グループみんなでアイディアを出しながら作った建物は、何ともいいがたい愛着がわくもので、気が付くと参加者みんなが建築の虜になっていました。
建築のワークショップに参加したのははじめてでしたが、普段この種のコーディネートを行っている私にとっては、収穫の多い体験となりました。

さて、ワークショップが終了し、その後は、フォーラム参加者一堂に会して、トークセッションを行いました。

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フォーラム開催直前に起きた東日本大震災の影響を受けてプログラムの内容を変更し、
『わたしたちに、できること。アートとNPOに、できること。』と題した意見交換会。
神戸の震災に直面された方のお話を皮切りに、今後の被災地に向けた活動について様々な思いや意見が交錯しました。「現状では、アートにできることは何もないのではないか?」「これからアートが必要になる時が来る!」「避難所での生活には、娯楽やアートが必要だ!」などなど(*現時点でのレポートとしては、かなり状況も変化しておりますので、意見交換の詳細内容に関しては割愛します。)。
そして、3日目の最終日もこのプログラムを引き続き行い、このフォーラムの最後にはアートNPOリンクを主催とした被災地に向けたアート活動の支援を行う「アートNPOエイド」の設立を宣言し、フォーラム自体も終了となりました。

アートNPOフォーラムは、地域の特色やそこに眠っている課題を浮き彫りにし、地元で活動する団体の方々に目標と希望を与えるきっかけとなります。また、各地で活動する団体の方々とのネットワークを活かした情報、ノウハウ、運営スキルなどの蓄積し、発信していることから、各NPOが持つミッションの達成にとって大きな後ろ盾となっていることは間違いありません。

来年はどこの地域で開催されるのか、そしてどのような内容で展開されるのか、今後も注目していきたいと思います。

 

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2011年4月16日(土)

豊島区西巣鴨にあるにしすがも創造舎(2001年に閉校した朝日中学校の校舎や体育館をそのまま

残し2004年8月にオープンしたアートファクトリー)でのイベントに行ってきました!

グリーン+アートをテーマに畑づくりを通じて多世代の人が出会い、多様なコミュニケーションと

新しいコミュニティの形成を目指す地域交流プロジェクト「グリグリプロジェクト」の年一回の

お披露目イベントです。 畑ふれあい体験、絵本のよみきかせ、石窯PIZZAの販売など、

盛りだくさんのプログラムがありました。

校庭の畑でとれた野菜をトッピングしたPIZZAを、これまた手づくりの石窯で焼いたPIZZAを

食べながら、春の日差しの中でミュージシャン「幸+福(さちとふく)」、「和氣音(わきね)」の

心地よい歌と演奏を楽しみました。

当日の午前中のライブでは、途中震度3の地震がありましたが、アーティストが演奏から手あそびに

変更するなど、機転を利かせたため、子どもたちも動揺することなく、進行しました。 

アーティストさん、さすがですね!

ライブの最後には東北の被災者の方々を想い、みんなで「ふるさと」を歌いました。

 

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【アーティスト×こども】サイトリニューアル後、記念すべき第一弾のちょいレポは、
 『全国アートNPOフォーラム2010in鳥取』
をレポートいたします!

まずはじめに、「全国アートNPOフォーラム」を皆様はご存知でしょうか?

この事業は、アートNPOならではの新鮮なビジョンを社会へ提案していく、ゆるやかなネットワークをめざして、毎年1回、全国で選ばれたアートNPO団体が受け皿となり開催しています。

第一回目の神戸に始まり、過去11年間で、11地域で開催されております。

そして2010年度は、鳥取!
2011年3月18日〜20日の3日間、NPO法人鳥の劇場さんや、地元の学生さんなどが運営の受け皿となり、「トットリ デ ハッタリ!」というテーマで、様々なプログラムが展開されました。

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さて、今回のフォーラムは、「トットリ デ ハッタリ!」という表題で、全国各地から様々な方々が、独自のハッタリを持ち寄って、今後のアートNPOができる社会での役割や意義を共有しあう!というとても斬新でユニークな議論が交わされることが計画されておりました。

しかし、皆様ご存知の通り、このフォーラム開催直前に東北関東大震災が発生し、被災地の多くの方々が津波や地震の犠牲になりました(被災にあわれた方々には心よりお見舞い申し上げます。)。

その為、開催するべきか否か、主催者の方々は相当悩まれたとのこと。

そもそもNPOは、阪神大震災の後に法律の改正をうけて全国各地で設立された経緯があります。
アートNPOの方々にとっても、目を背けることのできない現実とどう向き合っていくか。
これまでの経験やノウハウを結集し、知恵を出し合う機会にすることで、再度NPOの社会に対する存在意義を見つめ直すきっかけとしてもこの機会をつぶしてはいけない!

そこで、プログラムを一部変更し、今回の震災をうけて『わたしたちに、できること。アートとNPOに、できること。』をテーマとしたトークセッションを行うことで最終的に開催する運びとなったのです。

さて、期待を抱いて取材をスタート!

3月18日初日のプログラムは、開催地鳥取県鳥取市内の街の状況や、まちづくりについての理解を深めるエクスカーション(まち歩き)&レクチャー。

最初に、「鳥取市のあゆみ〜まちなかさんぽ」と題した、レクチャー&まち歩き。
ガイドには、佐々木孝文[鳥取市教育委員会 文化財専門員]さん。
鳥取の文化遺産や歴史に大変詳しい方で、まずは郷土愛満点のレクチャーをうける参加者一同。

IMG_7623.JPG鳥取市内のまちづくりについて江戸時代までさかのぼり、その特徴などを教えていただきました。その中で、実は、鳥取も1943年に大地震があり、まちがほぼ壊滅状態になったことがあるという事実を知りました。
そうしたレクチャーを受けた後、参加者の皆さんとまち歩きに参加。
商店街から、裏路地を通り、鳥取ならではの文化資源を見学しながら、ガイドの佐々木さんのレクチャーを受けます。

IMG_7635.JPGなかでも興味深かったのが、先ほどお話しした鳥取の震災で、唯一残った建築物「五蔵円ビル」

IMG_7643.JPGこのビルは、五蔵円薬局さんが所有しているビルで、現在は、薬局以外に、まちづくりの拠点として、様々な人や情報が集まるコミュニティーとしてリニューアルされている最中でした。
ビルの中には、カフェや、鳥取大学の学生さんが利用する工房、そしてギャラリーなどがせっちされていました。
この場所を拠点に、まちの芸術文化が育まれ、人々の交流の輪が広がっていくこと間違いなし!五蔵円の方々の心意気にただただ感服するばかりです。

まち歩きが終了し、会場に戻り、お次は、「鳥取市中心市街地の現況と課題」と題したレクチャー。
講師は、倉持裕彌[とっとり地域連携・総合研究センター 主任研究員]さん。

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とても的確且つ客観的な分析で、鳥取の現状を説明していただきました。
その中で、今後の展望として印象に残ったのが「外部の刺激」と「仕掛け」という言葉でした。
地元の方々の思いや熱意、行動力を後押しする仕掛け、そして外部からの刺激による新たなネットワークの広がりなど、とても参考になるお話。
倉持さんのお話からも、まち歩きで見学した「五蔵円ビル」が、やはりそうしたネットワークの拠点になっていくのだろうと想像しました。拠点って大事ですね。

さて、この日最後のプログラムは、(株)今井書店グループ 代表取締役会長 永井伸和さんの基調講演。
長年、独自に進められてきた、「本」に関する社会貢献事業についての解説。
その活動は、多岐に渡り、正直ここで簡潔にはお伝えできません。
とにかく本当ことに関してであれば、読むことから、書くことからすべて応援しちゃう!

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中でも鳥取県米子市に開設した「本の学校」に関しては、活字離れがすすむ昨今ににあって、いまい書店グループが、120周年記念事業として取り組んだ、一大プロジェクトです。
永井さんが、長年行ってきた活動は、本を読む人、本をつくる人、本を売る人などなど、本に関わるすべての方々の気持ちを繋いでいく愛情溢れる取り組みです。
こうした企業家の方が、日本にいるということが大変貴重で、私たちが普段携わっている芸術文化という文脈の中に存在していることを忘れてはならないと、しみじみ実感した次第です。

こうして、初日のプログラムが終了。
鳥取市内を満喫し、まちづくりや、そこに思いを馳せる人たちの情熱に勇気をもらう充実したひとときでした!

さて、次回のちょいレポ!は、 全国アートNPOフォーラム2010in鳥取の第二弾をお送りいたします。

お楽しみに!!











 東京都東久留米市立第一小学校の6年生123名が、アーティスト集団「ユカイナ9ナカマタチ(代表=舞台音楽家:棚川寛子さん)」といっしょに、「走れメロス」の劇をつくったと聞いて、見に行ってきました!

このプロジェクトは、パフォーマンスキッズ・トーキョー(※)の一環として、 NPO"芸術家と子どもたち"がコーディネートしたプログラム。10日間ワークショップを行い、発表会で公演しました。

1~5年生の発表が終わり、「走れメロス」がはじまると、私たちも、低学年の子たちも、思わずググっと引き込まれてしまいました。背景があって、衣装があって・・・という普通の劇をイメージしていたら、なんと、みんな白と黒の格好で棒(スティック)を持って登場。

子どもたち自身が、棒を使いこなしながら、場面によって、背景の建物になったり、通行人になったり、王様の家来になったり、目まぐるしく何役もこなしていきます。音楽も、不思議な音がいっぱい!見ている保護者の方々も「さすが!!プロのアーティストさんが関わると、すごいわね~」と感心しきり。

しかも、学芸会のしおりとは別に、「走れメロス」用のパンフレットも配られ、その中には、ワークショップの様子や写真、アーティストからのメッセージなどが書いてありました。こういうツールがあると、アーティストがどうやって先生や子ども達と劇をつくっていったのか、どんな想いが込められているのかが、保護者の方々に伝わりやすいので、いいですね。

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「パフォーマンスキッズ・トーキョー」とは・・・

東京都と東京都歴史文化財団とアートNPOが協力して、ダンスや演劇のアーティストを学校やホールに派遣、ワークショップを行い、子どもたたちが主役のオリジナルの舞台作品をつくります。2010年度は都内小・中学校8校、都内ホール6施設、八丈島や大島などで開催しています。 

今、ちょうど、1月~2月にかけて開催するワークショップの参加者を募集をしていますよ!!! 

★★参加者募集中のワークショップ★★

「自由なおもしろダンス」
振付家・ダンサーの山田うんがワークショップを通じて、子供たちとオリジナルのダンス作品を創作。
   アーティスト :山田うん(振付家・ダンサー)
   会場     :練馬文化センター 第一リハーサル室、小ホール 
   対象     :小学4~6年生 (定員30名)
   応募締切:2010年12月17日(金)
 ※詳細は、HPをご覧下さい。

 

 (トヨタ:山本)

ワンダーアートプロダクションの高橋さんと、アーティストのMAYAMAXさん、お2人の病院へMAYAMAXさんが訪れ、治療が長期にわたり病院での生活が余儀なくされる子どもたちと一緒に絵を描く活動「ハッピーカラープロジェクト」に参加してきました。

朝9時20分に栃木県の自治医科大学 とちぎ子ども医療センター玄関に集合。金髪のMAYAMAXさん、小柄で物腰やわらかな高橋さん、スタッフの皆さんと初対面。医療センターのスタッフの方とご挨拶、場所と当日スケジュールを確認。配布されたピンクのスタッフTシャツを着用し、ワークショップを実施する部屋の床を汚れないようビニールシートで覆っていきます。様々な色の絵具が入ったお皿と大量の筆、2メートルくらいの長くて頑丈な画用紙を用意すると、最初のグループの子ども達が入ってきました。早速、「ここに座って!何色好き?はいっこれピンクの絵具」と、絵具の入った皿を1人1人に渡すMAYAMAXさん。 

  DSC06986_R.JPG恐る恐る様子を見ていた子どもも、お母さんが筆を持って書き始めるとみるみる笑顔になって、画用紙の世界へと入ってきます。また、子どもが目を輝かせて没頭し始めると、お母さんやおばあちゃんも、なんだか引き込まれて一緒に絵具だらけになっています。
「なんでもいいのよ、自由がいいのよ、みんな好きにすればいいのよ」というMAYAMAXさんの気持ちに、みーんな、心と身体がほぐれて画用紙いっぱいに手や筆、足を使って思い思いの色をひろげていきます。興奮して、水の入ったバケツをひっくり返し、びちょぬれになる子、ぬるぬるの感触が気持ちよくて画用紙の上の絵具を足で広げて転ぶ子、点滴のチューブに絵具をつけてしまう子、どんなハプニングにも、病院スタッフの方々は機敏にそして笑顔で対応くださいます。

お昼を挟み、後片付けが終わったのは、夕方5時過ぎ。約40人の子ども達が、入れ替わり立ち代りにMAYAMAXさんと一緒に、絵具で遊んでいきました。

 

DSC06973_R.JPG皆で書いた絵は早速スタッフが加工して、各フロアに飾ります。病院の廊下に飾って見てみると、明るく不思議な力を持った作品に仕上がっており、さっきまでの廊下とは全然違った趣になります。

「アートには目先の金銭的価値判断では計り知れない潜在能力があると思います。アートがもたらす刺激や美や感動は、空間に命を与え、社会を変え、人の心の色を塗りかえ、つなぎ、救うことだってできます。そんなポジティブな魔力をもった媒体に関わりながら生きていることを、心から幸せに思っています。」という高橋さん。
「絵が大好きで、絵を書くことで、今生きている人とコミュニケーションしていきたい」。子どもの頃、白血病だった弟さんの看護でお母様が大変で寂しい思いをし、弟さんが亡くなられて実はほっとした。その自分をわびたい。というMAYAさん。
お2人の活動は、病院だけではなく今後も広がり、続いていきます。機会があれば是非参加してみてください。こどもだけでなく、そこに関わる人たち、自分までもがなぜかハッピーになっているプロジェクトでした。

お2人のプロジェクト実施に至る経緯や思い、活動全体が詳しくわかりますのでよろしければこちらもご覧ください。

ネットTAMリレーコラム

高橋さん http://www.nettam.jp/topics/column/64/

MAYAMAXさん http://www.nettam.jp/topics/column/63/

(トヨタ:宇野)

豊田佐吉記念館にいってきました。

みなさんは豊田佐吉さんってご存知ですか?

佐吉は、トヨタ自動車の創業者・豊田喜一郎の父で、トヨタグループの祖といわれています。

その生家は、静岡県の浜名湖近く、田んぼに囲まれた、小さな茅葺屋根の民家です。

佐吉は、1867年に静岡県の浜名湖に近い村で、大工の息子として生まれました。

母が苦労しながら内職で手織物を織っているのを見て育った佐吉少年は、

"人の役にたちたい"との思いから、独学で自動織機(織物の機械)の発明にとりくみ、

その当時世界一と評価された「G型自動織機」を完成、豊田自動織機製作所を設立しました。

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               (生家/当時の手織の様子/佐吉の発明した「G型自動織機」)

トヨタ自動車は、そんな織物機械工場の片隅で、息子の喜一郎によって、

ベンチャーとして誕生しました(^^)。

中部地域には、このほかにも、産業技術記念館や、トヨタ博物館など、トヨタのルーツや、

モノづくりを知ることのできる施設があります。機会がありましたら、是非お出かけください。

このWEBも、皆さんのご期待に添えるよう、KAIZEN(改善)していきたいと思います!!

皆様、どうぞ、ご意見をお寄せください。宜しくお願いいたします!

(トヨタ・山本)

 

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